グローブに関するルール
ボクシングは日本で昔から人気のある格闘技の一つで、テレビでチャンピオン戦がしばしば放映されていることから、試合を目にしたという人は多いでしょう。
とは言えあまりよく知らない人の中には、スポーツではなく血生臭い野蛮な殴り合いであるかのような誤解を持っている人がいるかも知れません。
しかしそれは大きな誤解で、ボクシングは単なる殴り合いではなく、きちんとしたルールのあるれっきとしたスポーツなのです。
ボクシングは身体的なハンデを小さくするために、体重によって細かく階級が定められていますし、選手に危険ができるだけ及ばないようにと、後頭部へのパンチやひじ打ちなどの反則が定められていて、さらに選手が身に付ける用具であるグローブについても、ルールで重さが定められています。
その決まりは、男子では最軽量急であるミニマム級からスーパー・ライト級までは片方8オンス(227グラム)、その上のウェルター級からヘビー級までは片方10オンス(283.5グラム)となっています。